他人に教えることの効用。

人に口頭で伝えることはアウトプットの場となるため、それにより自身のインプットが強化され、より忘れにくくなる。

 今度は、より柔軟性の高いファイルの指定方法であるエイリアス値を紹介します。
 書式は、aliasに続けて文字列、あるいはファイル参照を書くというものです。

 したがって、POSIXパスを使ってエイリアス値を表現する場合は次のようになります。

alias POSIX file "POSIXパス"

 この方法でファイルを指定しておけば、スクリプトの実行中にファイルを移動させたり名前を変更した場合でも、最初に指定したファイルを追跡します。

 エイリアスは、まずパスをたどってファイルに携帯電話を渡しておき、あとは携帯電話を使って指定したファイルを呼び出すような仕組みです。
 つまり、場所や名前が変わっても固有の電話番号を使ってファイルを指定できるわけです。
 そして、この電話番号こそが「エイリアス値」です。

 

Finder上で作成するエイリアスファイルはエイリアス値を記録しているファイルで、エイリアス値とは異なります。